イタリアの水事情

世界の水事情はどうなっているのでしょうか?イタリア編。

水の都ヴェニスがあるイタリアの水

水の都ヴェニスがあるイタリアの水事情はどうなのでしょうか?河川の流域毎にしっかり管理され、ゴミは全くといっていいほどありません。

これは1933年に統一水法典が制定され、各州毎に採水、利水、排水、そして再利用に至る水循環を目的とした水資源管理方法が導入されています。そして複数の州の利害関係が生じる河川流域には流域管理公園が設立されています。その効果もありアルベ川などコルドンブルーに輝く河川が数多く存在しています。

水の都ヴェニス

ローマ、ナポリ、ミラノの水道水は、現地のイタリアの人々にはおいしいと言われていますが、日本人には合わない方が多いです。浄水器は必須ですが、それでも水道水を沸かして飲んでも、まずくて飲めません。イタリアの水は硬水で、石灰質が多く溶けているため、さまざまな障害を引き起こすといわれます。ミラノの上水道は、地下水を汲み上げているので、ミネラル分に加えて石灰分も多く含まれているのです。そのため建物全体の水道引入れ口にフィルターが付けないと、湯沸かし器が詰まってしまいます。

そんなイタリアですが、ミネラルウォーター大国です。その消費量は世界一。一人当たりの年間消費量は180リットルを超え、日本の約10倍に当たります。多くのミネラルウォーターの銘柄があり、日本にも多数輸入されています。具体的な銘柄は、「ローレターナ」、「スルジーヴァ」、「ベルニーナ」、「フリージア」、「パンナ」、「マニーヴァ」、「ロケッタ」、「クアルツェア」、「フォンテパラヴィソフリッツンテ」、「フィレッテ」、「サンベネデット」、「ゴッチアブルー」、「パラディーゾ」、「アズーラ」、「ソーレ」、「ガルヴァニーナ」、「アイスバーグ」、「ウリベート」、「サンペグリノ」、「フェッラレッレ」、「クールマイヨール」が挙げられます。ヨーロッパのミネラルウォーターですが、軟水も多く産出されます。

ちなみにスパゲッティなどのパスタは軟水より硬水で作ると美味しいとされています。日本の水道水は軟水ですから、一度硬水で試してみてはいかがでしょうか。