フランスの水事情

世界の水事情はどうなっているのでしょうか?フランス編

世界を代表する水大国のフランスの水

「ボルヴィック」、「エビアン」など世界的に有名なミネラルウォーターを生産しているフランスの水事情はどうなのでしょうか?フランスは世界一水の綺麗な国と言っても過言ではありません。というのも1998年に制定された水法により、厳しく水質が守られているのです。石油タンクが並ぶローヌ川やセーヌ川の流域でも川は清く輝きを放っています。その理由は、企業や一般家庭が極力排水を出さないように気を付けています。また河川のゴミ回収船が定期的に就航し、流域の隅々までゴミや汚染物質を取り除いています。法律もありますが、そのような意識が国民一人一人とても高いから実現できることだと思います。

水に関する基準は世界一厳しいフランス

パリは古代から現代も水に悩まされていました。パリの降水量は東京の半分にも満たないからです。また古代は世界一汚い街としても悪名がとどろいていました。1300年頃ペストなどの疫病が流行したのは街が汚かった不衛生のためとされています。1800年代になって政府が動き大衆も衛生面を改善し下水道などを作りました。そこから意識が変わっていきます。

フランスでの飲用水は、水道水、井戸水、ミネラルウォーターの3つです。各飲料水とも基準は日本より厳しく設けられています。しかし、主に飲むのはミネラルウォーターで年間で一人当たり100リットル以上の消費があります。

前記した水法により河川は日本の河川よりよほど綺麗になっていますが、それ以前の水道水の信頼低下が影響しているところもあります。またミネラルウォーターに関しては、源泉の水に殺菌、消毒などの化学処理が一切禁止されています。

日本では非加熱殺菌の天然水はほとんどありませんが、フランスでは当たり前なのです。水質検査はメーカーや公的機関ともとても厳しく、検査も頻繁です。そして生産は国の認可が下りなければできません。

世界を代表する水大国のフランス

以前は日本には非殺菌、非消毒のミネラルウォーターは輸入できませんでしたが、フランス政府による説明により、「ボルヴィック」、「エビアン」などが輸入されるようになりました。また天然のミネラルウォーターには、ミネラル成分の明記が義務付けられています。現在は日本でもこの形になっています。